じゃんがら会

ご挨拶

 平成23年3月11日東日本大震災が起こり、地震・津波・そして原発事故という三重の災難が降りかかった私達は様々なルートを辿りつつも日本の中で福島から最も遠い沖縄県へ避難して参りました。

 平成27年1月現在、県の発表によれば832名の避難者がここ沖縄にいて、その内福島県からの避難者は496人と報告されています。そしてその中の332名がじゃんがら会の会員です。

 同じ福島県からの避難者とは言え、繋がりのなかった人達です。抱えている不安や問題、心情はそれぞれ違います。しかし、ここ沖縄という場所で沖縄のみなさまの温かい心に触れ、英気を養い、それぞれのテンポで前に進もうとしています。その足並みを揃えた第一歩として『福島避難者のつどい 沖縄じゃんがら会』を立ち上げる事となりました。避難者同士が力を合わせて互いに助け合い、心の繋がりを作り、一人が抱える問題もみんなで解決していきたい。そして、みんなが笑顔で過ごす事ができるように頑張っていきたいと思うのです。

 その昔、岩城(いわき)国(現いわき地方)出身の“袋中上人”が台風に見舞われ、勝連半島に漂着し“じゃんがら踊り”を伝承、それが現在のエイサーの起源だと伝えられています。“じゃんがら踊り”とは福島県いわき地方の念仏踊りのこと。袋中上人は沖縄県の皆様にお世話になって「祈りの心」を伝承したかったのだと思います。私達も袋中上人に追随し、温かく受け入れてもらった“沖縄”に感謝、恩返しをしながら様々な絆づくりをしていきたいと願っております。よろしくご賛同とご協力をお願い申し上げます。