2015年11月26日、宜野座高等学校の特別授業「地域の人の声を聴く」の講演に招かれ、震災や原発事故の体験談に加え、防災についての知識の講義を行いました。
宜野座高校では2年前と今年の7月の2回講演を行っているので、今回で3回目の講演になります。
【講演会参加者】
- 島よりこ(福島県南相馬市)
- 及川久美(宮城県南三陸町)
- 加藤直美(茨城県つくば市)
- 大橋文之(福島県南相馬市)
- 大貫寛之(福島県いわき市)
- 桜井哲也(福島県郡山市)
- 桜井野亜(福島県郡山市)
今回は、子どもたちが少人数のグループに分かれ、避難者がひとりずつグループに入り、子どもたちの質問に答える形になりました。
【質問内容】
- 昔から伝えられている地震予知の方法
- 自衛隊について調べる
- 震災後の精神的なケア
- 避難経路
- 震災が起きた時の最適行動
- 震災が起こった時の必要なものについて
- 各自治体のHPをどうしたらよいのか
今回の宜野座高校の特別授業のねらいは、被災した人から実際の災害の様子やそこからわかったことなどを聞き、宜野座村の防災計画改善の提言にすることでした。私たち被災者の経験が、そのお手伝いをすることができたらと思います。
子どもたちは皆、質問ついての話をとても真剣に聞いてくれて、宜野座村の防災計画改善に生かしていきたいと語ってくれていました。
こういった体験談を話すことにより地域の防災計画の改善に生かされ、災害による被害を少しでも少なくできるように、今後もこう言った活動を続けて行ければと思っています。
また、この講演会の様子はNHK-BSで後日放送されるそうです(詳しい日程は未定ですがわかり次第またご連絡させていただきたいと思います)