当日はなんと案内していただいた虹の会の会長の鎌田さんの誕生日だそうで、
仲間が誕生会を祝ってくれることになっているので、
「皆さんもどうですか?」と誘われました。
地元の人たちと触れ合う良い機会だということで遠慮なく出席させていただきました。
宮古島の飲み会のやり方としては「おとおり」というしきたりでやるそうです。
おとおりですが正確ではないのですがおおざっぱにいうと、
まず「親」が口上を述べます。
そしてコップの泡盛を一気に飲み干して隣の人にコップを渡します。
そしてそこにまた、なみなみと泡盛を注ぎます。
コップを渡された人は口上を述べて、一気に飲み干してまた隣の人にコップを渡します。
これがひと回りすると、今度は親を交代して
また最初と同じことを繰り返し参加者全員が親の役を務めて終了となります。
ところでなぜこのようなやり方が続いてきたのかというと昔は、
酒は貴重品だったので皆が平等に飲めるようにということだったそうです。
それから島の人は若い時から口上を述べさせられてきているので挨拶が上手だそうです。
今回も口上を聴いていると皆堂々と述べているのには感心しました。
酔いについてですが、こんなに一気に回し飲みするのですからかなり酔います。
このような機会があったときはよく肝に銘じておきましょうね。
泡盛の話ばかり書いてきましたがお料理もおいしものがたくさん並べられており、
特に島でとれた魚の刺身が美味しいと評判でした。